多くの方は食品添加物について知識があると思いますが、
スーパーの安売りや限定何個といったキャッチコピーに
ついつい意識が行きがちです。
こんな時は、要注意です。
もう一度、添加物に興味を持つことも
大切かと思います。
私たちが毎日食べている食品の中には、
たくさんの「食品添加物」が使われています。
食品添加物は、
食べ物を長く保存したり、
見た目をよくしたり、
味を良くしたりするために使われるものです。
けれども健康への影響が
不安視されているものもあります。
なんで不安視されているかというと、
海外の食品添加物の規制と
日本の規制では隔たりがあります。
日本は海外より規制が少ないです。
項目 | 日本の基準 | ヨーロッパの基準 |
規制の方式 | ポジティブリスト方式(使用可能な添加物をリスト化) | ポジティブリスト方式(使用可能な添加物をリスト化) |
添加物の数 | 約1,500種類 | 約400種類 |
安全性評価 | 科学的な安全性評価が必要、厚生労働大臣が指定 | 欧州食品安全機関(EFSA)が評価 |
使用基準 | 使用可能な最大量が決められている(ADI) | 使用可能な最大量が決められている(ADI) |
表示義務 | 全ての添加物を表示する義務あり | 全ての添加物を表示する義務あり |
特定の添加物 | 一部の添加物は使用禁止(例:サッカリン) | 一部の添加物は使用禁止(例:サッカリン) |
※参考にしたデータは、
「日本の添加物は世界一」は嘘?!海外と徹底比較してみた | 無添加ママ (mutenka-mama.com)
bunkakai_kako-15.pdf (maff.go.jp) 農林水産省の資料
もうひとつは、
添加物の安全基準に疑問があるということです。
しかし、国の基準では安全ということになっています。
直ちに影響はない。
という言葉をきいたことがあります。
ひとつひとつの添加物については、
安全だと言っても
食べ物にはたくさんの添加物が
入っていますから
複数の添加物を摂取して
大丈夫なのか?というところは
何も示していません。
残念ながら、一番知りたいところなのですが、
教えてはくれません。
ただし、動物実験では安全ということになっています。
国が安全だと言われても、
なかなか信じられない。
動物はみんな危険察知能力があります。
信じられないということは、
危険察知をしていることなんです。
直ちに影響はなくても
長期的に考えたらどうなの?
人は忘れやすい生き物です。
魅力的なキャッチコピーに
惑わされないように気を付けて下さい。
もう一度、添加物について
意識してみることも大切です。
独りひっそりビジネスを学ぶには
直観力と
危険察知能力が必要です。